今さら太陽光2019 ~太陽光発電のリアル発信~

2019年9月から戸建て太陽光(カナディアンソーラー:8.58kW)の発電を開始しました。太陽光発電の実態をリアル発信していきます。

ダブル発電は最強

こんにちは、ホリコマンダーです。

 

発電を開始して1週間が経ちました。

お陰様で天気にも恵まれ1日の発電量は29kWh~38kWhで推移しており、トランスオーシャンプランニングから提示された発電シミュレーション(1日あたり25kWh)よりは上振れしております⤴️

ただ、これから日照時間が短くなるし、雨天時も含めたときの平均値との比較をしないと意味が無いので、引き続き発電量をチェックし、後日、シミュレーションとの比較を発信しようと思います。

 

では、本題に。

 

我が家は大阪ガスのガス発電「エコウィル」を新築時に導入してます。

「エコウィル」とはガスエンジンで発電し、その時に出る熱で給湯や暖房も出きるコージェネレーションシステムです。

ひと昔前は大阪ガスCMでよくダブル発電を宣伝されてましたね。

その時からダブル発電には興味と憧れはありましたが、太陽光導入には懸念があって手を出せなかったですが、とうとう夢の「ダブル発電」という理想の形を手に入れました(笑)

 

さらに発電システムを追加すると「トリプル発電」ですね。 ※風力とか?

インターネット上では「トリプル発電」の第3のシステムとして”蓄電池”を挙げてるのをよく見かけますが、蓄電池って電気を貯めるだけで発電するものではないので、蓄電池込みで「トリプル発電」を語るのは強引かな~という印象です(^_^ゞ

 

 

ダブル発電とはどういう状態なのか?

 

 

太陽光発電とガス発電で発生した電気はどう使われるのか?

 

 

検証してみました。

 

 

と、発表の前に基礎知識です。

まず、電気は「電圧が高いところから低いところへ流れる」という特性があり、この特性を活かして売電は行われてます。

日本には「電気事業法」という法律があり、その中で「電圧については100V供給の場合は101Vプラスマイナス6Vを超えない範囲内とする」と定められており、電圧は95V~107Vをキープしなくてはいけないことになっています。

 電力会社から家庭に供給される電圧が100Vであるなら、パワコンで101V~107Vの範囲で供給すれば太陽光発電の電気を優先して消費し、さらに余った電気は電力会社側へ押し戻す力が働くことで売電メーターがカウントされます。

 

つまり、電圧は「電力会社<太陽光<エコウィル」の順で設定してあげれば「エコウィル」の電気が最優先で消費されることとなります。

 

 

なるほど~。ということは「電力会社:100V 、 太陽光:103V 、 エコウィル:107V」とかに設定されるのかな?

 

と素人ながら想像してました。

 

その理屈なら「エコウィル」の余った電気も売電できそうだけど、エコウィルでは売電出来ないって大阪ガス&トランスオーシャンプランニングから教えてもらったな~・・・

 

なんでだろう~ なんでだろっ? 🎶

 

 

で、自分なりに調べて以下の事が判明しました。

 

・電力会社:100V

・太陽光:107V

・エコウィル:200V

 

エコウィルは200Vで発電してたのね💡

そういえば、「エコウィル」で発電した電気で200V対応のエアコンも動かせてるよね。

だから、「エコウィル」で発電した電気は売電出来なかったのか~、と今さら納得。

 

 

前置きが長くなりましたが検証結果に。

 

「エコウィル」未稼働時の発電と消費f:id:horicom0411:20190909075037j:image

 

から「エコウィル」を稼働させるとf:id:horicom0411:20190909075200j:image

 

消費分は「エコウィル」で賄い、全発電を売電に回すことが出来ました。

※疑似的な全量買取ですね🎵

 

「エコウィル」はMAXで1kWhなので、消費電力が1kWh以上の時に稼働させるのが効率的なんです。

 

「エコウィル」の耐用年数は約10年でそろそろ不具合が出てくるかもしれないので、壊れる前にバリバリと売電を稼ぎます。