今さら太陽光2019 ~太陽光発電のリアル発信~

2019年9月から戸建て太陽光(カナディアンソーラー:8.58kW)の発電を開始しました。太陽光発電の実態をリアル発信していきます。

仮契約[2019.03.10]

こんにちは、ホリコマンダーです。

 

ブログを始めて約1ヵ月、コメント頂いたり読者登録をして頂いたりと閲覧して貰ってる実感が湧きモチベーションになります。

これからもコツコツと更新を頑張ります👊

 

 

いよいよ契約締結の日を迎えました。

今回は妻も同席して不安要素を潰してから契約を締結しようと挑みました。

 

 

結論から言うと【保留】にしました (´・д・`)

 

 

いやっ

 

 

良い意味での保留です。

 

 

最後の最後にネックになったのが【長期優良住宅】

 

 

 

今回、T社から営業と技術の2名が来られました。

特に雨漏りリスク、最近ニュースになった発火事故、耐震等級への影響を重点に確認しました。

 

 

雨漏りリスクについては写真を見ながら施工方法を説明されました。

 我が家、”瓦架台方式(=アンカー工法)”で太陽光パネルを乗せるとのこと。

瓦の下にある野地板に太陽光パネルを固定するアンカーを打ち込み、

アンカーの突起を出すため瓦に穴を空けて太陽光パネルを取り付けるようです。

このアンカー打ち込みと瓦の穴あけに雨漏りのリスクがあるとのこと。

昔の家は野地板が”バラ板”と呼ばれる幅20cm程度の杉材が使われており、

そこにアンカーを打ち込むとしっかり固定されず雨漏りするリスクがあるとのこと。

※そもそもバラ板だった場合は太陽光設置をお断りしているとのこと。

今どきの家は野地板に”構造用合板”を使うことが一般的でアンカーをしっかり固定できるとのこと。

瓦の穴を空けた個所は水が入らないようコーキングで隙間を埋めるとのこと。

初期不良はこのコーキングをしっかりするか否かで差が出ると思います。

ただ、コーキングも経年劣化で傷んでくるので、そこは定期メンテで雨漏りしていないかをチェックする必要があります。

 

瓦架台方式の施工写真を見ながら説明を受けてたのですが、すぐ横に”差込金具工法”の

写真も載ってましたので”差込金具工法”はどんな施工なのかも質問してみました。

”差込金具工法”は瓦と瓦の隙間に太陽光パネルを固定する金具を差し込んでパネルを搭載するとのこと。

素人が聞くと瓦に穴を空けない”差込金具工法”の方が雨漏りリスクが減るんじゃないかと感じ質問すると、T社内の施工部門でもどちらの工法で進めるかは検討したとのこと。

”差込金具工法”は瓦への負担が大きいらしく、運が悪いと瓦にヒビが入ったり割れたりする可能性があるとのこと。

 

どちらの工法もメリット・デメリットはありますが、工法に関しては素人が口出しすべきでは無いと思うのでT社提案の通り”瓦架台方式”で進めることで了承しました。

※こちらから指定した工法でトラブルが生じると業者は責任逃れするでしょうし

 

発火事故については昔のかつ特定のパネルで発火する可能性があり、今のパネルではそういうことは無いとのことです。

ただ、これも今は分からないだけで潜在的なリスクは潜んでる可能性はあるため注意は必要です。

特に配線系劣化による発火は可能性が高いと私も考えてます。

日々の発電量の推移を把握したうえで著しく発電量が低下した場合は故障を疑い、すぐに見に来てもらうことで予防に繋がると考えてます。

 

 

最後に耐震等級への影響について。

やはりT社では構造計算は出来ないとの回答でした。

太陽光を乗せれるか否かの数値的な判断基準は無いのかも確認しましたが、数値的な判断基準は無く現場調査をした結果、経験則での判断になるとのこと。

 

(やはりハウスメーカー以外での太陽光設置に数値的根拠を求めるのは無理か・・・)

 

 

それは私自身も分かっていたことなので「そうですか。分かりました。」とすんなり終えました。

で、ハウスメーカーに構造計算して貰ってる事を切り出し、結果次第ではパネル枚数の変更を申し出るかもと伝えました。

耐震等級が下がる可能性があることは覚悟してますが、ハウスメーカーからパネルを数枚減らせば耐震等級が維持できるという結果になったときが悩ましいです。

※明らかに耐震等級が下がりますという結果だったら逆に踏ん切りつくのですが・・・

 

(私)「契約はするつもりです。ただ、契約後に工数変更の可能性もありますが、今日、契約した方がいいですか?」

(T)「そういう事情でしたら契約は待っても良いですよ。今日、契約してもらったとしても経産省への申請は遅らせておくので、契約後の変更は柔軟に対応します。」

(私)「不確定要素があるまま契約するのは私自身納得できないので契約は延期にさせて頂きたい。ただ、せっかく来て頂いて手ぶらで帰社するのも気まずいでしょうから、最低限の項目は記入しときますよ。」

 

ということで契約日と印鑑以外の項目は契約書に記入して終えました。

私はこの状況を【仮契約】と認識しており、契約する意思表示を示したつもりです。

ただ、この【仮契約】は法的には効力は無いので「やっぱりや~めた」とも言える状態ではあるのですが・・・

※そういう事はしないですよっ たぶん・・・

 

 

ハウスメーカーからの構造計算待ちではありますが、一旦、3/17の契約締結を目指したいと思います。

 

参考に最終構成をご紹介しておきます。

 

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