今さら太陽光2019 ~太陽光発電のリアル発信~

2019年9月から戸建て太陽光(カナディアンソーラー:8.58kW)の発電を開始しました。太陽光発電の実態をリアル発信していきます。

太陽光発電の損得をシンプルに考える

こんにちは、ホリコマンダーです。

 

在宅する機会が多くなり時間が余ると掃除をしたくなるものです。

納戸に眠ってる不用品を断捨離してると、太陽光発電に関する各社の提案資料が出てきました。

まだ1年前の出来事ですがなんだか懐かしいです。

 

で、掃除の手を止めて提案資料を眺めながら思った事・・・

 

 

(提案資料の内容がよう分からん・・・)

 

 

理解出来ないというのではなく、内容が複雑に書かれててややこしい(´;ω;`)

電気料金、消費電力量、発電量、売電額、自己消費量、kW単価などを数値と計算式でずらずらっと並べられ、結果、太陽光はお得ですよっ!と延々と説明される。

しかも、営業トークが巧みなもんだから、なんだか太陽光を導入しないと損するんじゃないかと錯覚させられます。※実際、私もそんな感覚でした。

 

今、まさに太陽光を検討されてる方もそんな感覚を受けてるんじゃないでしょうか?

某太陽光発電掲示板でも見積額が高いのか安いのか分からず契約してしまい、契約内容の評価を求めてる投稿が今でも見掛けます。

そういう投稿に限って割高な見積になってるのが大半ですね。

 

そういうことがあるから「太陽光発電は怪しい」、「騙されるのが怖い」などのイメージがあるんじゃないかと思ってます。

 

そんなややこしい太陽光。

私はシンプルに計算して損得勘定してます。

これから太陽光発電を導入される方の参考になればと思い、私が受けた提案書の一部をご紹介します。

 

 

まずは、私が太陽光発電のキッカケになったというべき提案内容をご紹介。

某ショッピングモールのイベントをキッカケに出会った1社目のA社です。

(キッカケはイベントですが、いわゆる訪問販売の類のようです。)

そんなA社の提案内容はこちら☟

 

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見てお分かりの通り、営業マンが白紙に手書きしながら説明してくれるのです。

訪問説明を2回受け、我が家に設置した太陽光発電と同じ仕様で約200万円の提案。

今思うと、手書きの内容は良く分からないし、200万円も凄く高いのですが、当時、営業マンが一生懸命説明してくれて、こちらから頓珍漢な質問をしても愛想良く答えてくれたこともあり営業マンの印象は良かったです。

太陽光発電の相場も分かってなかったので契約する気満々でした。

 

続いて本ブログでご紹介しましたが複数社からの提案を受け設置に至ったトランスオーシャンプランニング社の提案内容がこちら☟

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トランスオーシャンプランニング社からの提案を受けたときはkW単価しか意識してなかったので詳細な提案内容は覚えていないのですが、今、見直しても色んな数字が並べられてややこしそう(^^;

 

これらの提案書にぎっしり詰められた情報の中で、私が太陽光発電の導入を決断した考え方は【年間予想発電量*売電額*10年 > システム価格(税込)】です。

電気料金、消費電力量、自己消費量とははぜ~んぶ無視。

電力会社からの購入電気代と売電額に差額はあるわけですが、それは誤差の範囲として無視します。※節電効果を考えるからややこしいのです。

つまり消費分は考えず太陽光発電自身がどんだけお金を作ってくれるかだけを考えました。

 

我が家の場合は、【9,266kW*24円*10年=約222万円 > 140万円】となります。

2020年度の売電額は21円なので年間予想発電量に*21円と*10年として導入費を上回るかもしくはトントンなら太陽光発電はやってみて良いかと思います。

最近は蓄電池もセット提案されることが多いので、蓄電池も欲しいなら蓄電池分も含めて【年間予想発電量*売電額*10年 > システム価格(税込)】が成立すれば良いでしょう。

 

ただ、この考え方だと1社目のA社でも導入メリットはある訳です。

そこでポイントとなるのが【kW単価】です。

つまり、相場に対して高いか安いかの判断材料となります。

kW単価は太陽光システムメーカー毎の相場がインターネットで探せるので、それを参考にぼったくられていないかを判断します。

 

A社の見積額を見てお気付きかもしれませんが、A社見積は損しないギリギリラインでの見積額です。(ちょっと安くしてお得感を出してますね。)

訪問販売系はこのギリギリラインで提案する傾向があります。

損はしないので悪くは無いのですが同じ商品ならば安く買えた方が当然お得ですよね。

 

これから太陽光導入を検討されている方。

 ・年間予想発電量*売電額*10年 > システム価格(税込、ローン総額)が成立するか?

 ・kW単価は相場か?

の2点に絞って検討するのがシンプルで、提案書でどこを注視すべきか分り易いのではないでしょうか。